top of page

山形国際ドキュメンタリー映画祭2017 インターナショナル・コンペティション 正式出品

 新着情報はコチラ!!

■オンライン配信を開始しました!!

詳しくはコチラ!!

 

■DVD/Blu-rayの発売が決定しました!!

​詳しくはコチラ!!

■ドキュメンタリーカルチャーマガジンneoneoにてロングインタビューが掲載されました!!

​記事はコチラです!!

■新作『千古里の空とマドレーヌ』の公式サイトを作りました!!

​詳しくはコチラ!!

​※その他、最新情報はフェイスブックで!!

我妻和樹監督作品『願いと揺らぎ』絶賛劇場公開中!!

監督・撮影・編集:我妻和樹 プロデューサー:佐藤裕美

製作・配給:ピーストゥリー・プロダクツ 宣伝:佐々木瑠郁

​2017年/日本/HD/カラー・モノクロ/16:9/147分

震災が生んだひずみを乗り越え、

人は何故再びともに生きようとするのか。

2005年から続く12年の記録が実を結んだ

​震災映画の大いなる到達点。

 宮城県南三陸町の小さな漁村「波伝谷」(はでんや)。その震災までの3年間の日常を追ったドキュメンタリー映画『波伝谷に生きる人びと』から1年後が舞台の本作では、映画の冒頭、荒涼とした波伝谷の風景が映し出される。

 津波によって集落が壊滅し、コミュニティが分断された波伝谷では、ある若者の一声から地域で最も大切にされてきた行事である「お獅子さま」復活の気運が高まる。それは先行きの見えない生活の中で、人びとの心を結びつける希望となるはずだった。

​ しかし波伝谷を離れて暮らしている人、家族を津波で失った人、さまざまな立場の人がお獅子さま復活に想いを寄せる一方で、集落の高台移転、漁業の共同化など、多くの課題に直面して足並みは一向に揃わない。震災によって生じたひずみは大きく、動けば動くほど想いはすれ違い、何が正解なのかも分からぬまま、摩擦や衝突を重ねお獅子さまは復活する。

 それからさらに時は流れ、仮設住宅から高台へと居を構え、波伝谷で生きることを決意した若者は、改めて当時の地域の混乱と葛藤を振り返ることになる。

​ 学生時代に民俗調査で波伝谷を訪れ、2005年からお獅子さまを撮り続けてきた監督が、ともに迷い、もがきながら、それでも復興に向けて歩み続けた人びとの「願いと揺らぎ」を鮮烈に映し出したドキュメンタリー。

アンカー 1
bottom of page